文章力が落ちてくるのは年齢のせい、文章力はいつからでも鍛えられるか?

文章力

歳を重ねていくと、記憶力は衰えていくものです。

とっさに言葉が出てこないとか、思い出せないことが増えてきます。

一方で、文章もまた書けなくなってきます。

書くものを目の前にしても、なかなか書き始めることが出来ない。

これも年齢のせいなのでしょうか?

文章力が落ちてしまう理由は?

ほとんどの人は学びの場から離れてしまうと、文章を書くという習慣が無くなります。
学生時代はレポートや論文試験など、文章を作る機会がたくさんありました。

むろん文章力というよりは、文を書く機会があったというべきかもしれません。
ここでいう文章力とは、絶対的な能力という意味ではなく相対的な能力のことです。

個人の能力のことですから、人からみたら稚拙な能力だったかももしれませんね。
つまり個々に備わっていた、文章力のことです。

この文章力も普段使うことがありませんから、能力的に劣化したかは判断できませんね。
ところが何かの機会に文章を書いてみると、思うように文章がまとまらない。

学生の頃を思い出してみると、もう少しまとまりのある文章が書けたのではありませんか?

ではなぜまとまりのある文章が、書けなくなってしまったのでしょう。

たとえば現在手紙を書くとしたら、書面で出す人はどれほどいるでしょう。
おそらくほとんどの人は、メールやラインで済ますことが一般的ですね。

書面にすると言えば、お正月に出す年賀状くらいではありませんか。
今は年賀状ですら出さない人が年々増えているようです。

ちょっと考えてみてください。
あなたは一年間で、私信を受け取ったことは何度くらいありますか?

おそらく年賀状以外では、プライベートな私信はないのではと思います。
つまりまとまった文章の手紙を書く人は、今はほとんどいなくなったということです。

この手紙の例のように文章自体作るという作業は、ほとんどしていないということです。
こんな日常生活を送っていれば、文章力が落ちてしまったということも納得できるのではありませんか?

それでは文章力の低下は年齢と関係があるのでしょうか?

文章力の低下に、年齢は関係するか?

たしかに加齢とともに、記憶力が衰えてくるのは事実で否定はできません。
しかし文章力と記憶力では違った能力です。

若年の方でも文章力のない方はいくらでもいます。
文章力は文章を作る能力ですから、年齢とはあまり関係のない能力だと思います。

もちろん加齢による障害で、文章力が低下することはありますがそれは病気によるものです。

文章力も筋肉と同様に、鍛えればいくつになってもついていくものです。
ですから文章力の低下と年齢は、それほど関係しないと考えられます。

文章力の判断にもなる語彙力の場合。
ある研究によれば、語彙力のピークは70歳前後であるということです。

このことからも文章力の低下は、年齢によるものと単純に決められるものではありません。
むしろ文章力の低下は、若年層の方が心配かもしれません。

若年層は生まれたときからすでに、スマホなど手軽な通信手段に恵まれてきました。
ですから学生だからといえ、普段の生活では文章を作ることなどしていません。

文章は学校で出される論文や作文で、作成するくらいではありませんか?
日常の連絡にはメールやラインといった、手軽な文体の文章しか作りません。

その意味では文章力の低下は、年齢にも関係があると言えるかもしれませんね(笑)。

文章力を向上させるためにすること。

文章力はただ文章を書くことではありません。
書くだけではなく書いたことが、相手に伝わらなくては意味をなしません。

もちろん文章を生業にしている人みたいに、毎日文章を作成していれば、おのずと付いていくかもしれません。

でも改めて文章を向上させたいのなら、もっと効率よく取り組むことが近道ですね。
まず文章力を向上させていくためには、いくつかの能力を向上させることです。

まず相手に思いを伝えるための表現力、伝える言葉を選ぶ語彙力、文章を構成させる論理力あたりを鍛えることです。

表現力は、やはり参考にする文章を読むことになります。
小説でも新聞でも流し読みをせずに、表現の仕方を考えながら読むことです。

語彙力は年齢によっては、かなりの知識を持っているでしょう。
語彙力は新しい言葉を覚えることも必要です。
同じ言葉を置き換える単語を増やせば、語彙の量と表現力を向上することにも通じてきます。

論理力も先人の書いた文章を参考に、その文章を分解してみて文章の構成を考えていくことです。

ここまで書くと、知識を詰め込んでいるように感じますね。
本当に文章力を向上させるためには、インプットだけでは足りません。

やはり文章力を向上させるためには、アウトプットすることが必要です。
実際に作文してみることです。

そのために日記を書いてみたりブログを始めたり、アウトプットの目標を作ってみても面白いですね。

文章力を向上させた先にあるもの

ふだん文章を書かない生活を続けていると文章力は衰えてきます。
文章力が衰えると、ただ文章を書くことが困難になるだけではすみません。

同時に表現力や語彙力など不足して、コミュニケーション能力も低下してしまいます。
つまり社会生活においても、いろいろな弊害が出てくるということです。

今中年ニートということが話題になっていますね。
これは若い世代だけではなく、コミュニケーション不足で社会から隔絶してしまっているということです。

大げさではなくただ文章力を鍛えることで、そんな世界から抜けることも夢ではありません
また文章力をつけることはそんなにむずかしいことではありませんよ。

これもただ実行するかしないかの問題です。
閉塞した未来を送らないためにまず作文から始めましょう。

 

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