文章力が落ちるのは、年齢のせいではなかった!

文章力

歳を重ねるごとに、記憶力は衰えていきます。

とっさに言葉が出てこない、思い出せないと情けない思いをします。

また文章も書けなくなってきます。

書こうと机の前に座っても、なかなか書き始めることが出来ません。

やはり年齢のせいなのでしょうか?

歳を取ってしまうと、文章を書く能力は失われていくのでしょうか?

文章力が落ちてしまう理由は?

多くの人は学校などの学びの場から離れてしまうと、
文章を書くという習慣が無くなってしまいます。

学生時代はレポートや論文試験など、文章を書く機会はたくさんありました。
しかし卒業してしまうと、
勤める会社によってはまったく文章など書かなくなることだってあります。

 

また職場によっては報告書を書く機会もあるかもしれません。
しかし報告者はテンプレートに、当てはめたようなものが多いですよね。

ですから作文といった意味の文章とは異なります。
つまり文章力を問われるような報告書は少ないと思います。

 

むろん文章力というよりは、文を書く機会があったというべきかもしれません。
ここでいう文章力とは、絶対的な能力という意味ではなく相対的な能力のことです。

 

相対的な能力のことですから、人からみたら稚拙に見えるかももしれませんね。
つまり個々に備わっていた、文章力のことです。

この文章力は普段使うことがありませんから、能力的に劣化したかは判断できません。
改めて何かの機会に文章を書いてみると、初めて自分の文章力の低下に気が付きます。

 

学生時代を思い出すと、
もう少しまとまりのある文章が書けたのではありませんか?

ではなぜまとまりのある文章が、書けなくなってしまったのでしょう。

 

たとえば現在手紙を書くとしたら、書面で出す人はどれほどいるでしょう。
おそらくほとんどの人は、メールやラインで済ますことが一般的ですね。

書面にすると言えば、お正月に出す年賀状くらいではありませんか。
今は年賀状ですら出さない人が年々増えているようです。

 

ちょっと考えてみてください。
あなたは一年間で、私信を受け取ったことは何度くらいありますか?

おそらく年賀状以外では、プライベートな私信はないのではと思います。
つまりまとまった文章の手紙を書く人は、今はほとんどいなくなったということです。

 

この手紙の例のように文章自体作るという作業は、ほとんどしていないということです。

こんな日常生活を送っていれば、
文章力が落ちてしまったということも納得できるのではありませんか?

それでは文章力の低下は年齢と関係があるのでしょうか?

文章力の低下に、年齢は関係するか?

たしかに加齢とともに、記憶力が衰えてくるのは事実で否定はできません。
しかし文章力と記憶力では違った能力です。

若年の方でも文章力のない方はいくらでもいます。
文章力は文章を作る能力ですから、年齢とはあまり関係のない能力だと思います。

 

もちろん加齢による障害で、
文章力が低下することはありますが、それは病気によるものです。

文章力も筋肉と同様に、鍛えればいくつになってもついていくものです。
ですから文章力の低下と年齢は、それほど関係しないと考えられます。

 

文章力の判断にもなる語彙力の場合。
ある研究によれば、語彙力のピークは70歳前後であるということです。

これらを考えると文章力の低下は、
年齢によるものと単純に決められるものではありませんね。

むしろ文章力の低下は、若年層が心配かもしれません。

 

若年層は生まれたときからすでに、
スマホなど手軽な通信手段がありました。

ですから学生だとはいえ、
普段の生活の中では、文章を書くことなどありません。

 

文章を書くのは学校で出される、論文や作文を作成するくらいです。
日常の連絡にはメールや、ラインといった手軽な文章しか作りません。

 

その意味では文章力の低下は、
年齢にも関係があると、言えるかもしれませんね(笑)。

文章力を向上させるためには。

文章力はただ、
文章を書ければよいということではありません。

書くだけではなく書いたことが、
相手に伝わらなくては意味をなしません。

もちろん文章を生業にしている人みたいに、
毎日文章を作成していれば、おのずと能力も付いていくかもしれません。

 

しかし文章を向上させるのなら、もっと効率よく取り組むことが近道です。
まず文章力を向上させていくためには、
いくつかの能力を向上させる
ことが必要です。

 

まず相手に思いを伝えるための表現力、
伝える言葉を選ぶ語彙力、文章を構成させる論理
が必要になります。

 

表現力を養うには、やはり参考にする文章を読むことになります。
小説でも新聞でも流し読みをせずに、表現の仕方を考えながら読むことです。

語彙力は年齢によっては、かなりの知識を持っているでしょう。
語彙力には、新しい言葉を覚えることも必要です。

 

また同じ言葉を置き換える
単語を増やせば、語彙の量と表現力を向上することができます。

論理力も先人の書いた文章を参考に、
その文章を分解してみて、文章の構成を考えていくことです。

 

ここまで書くと、知識を詰め込まばいいように感じますね。
でも本当に文章力を向上させるためには、インプットだけでは足りません。

文章力を向上させるためには、アウトプットすることが一番必要なことです。
つまり実際に、作文を書いてみることです。

 

そのために日記を書いてみたり
ブログを始めたり、アウトプットの目標を作ってみても面白いですね。

 

そんな目標にはコチラの記事も参考になります。

文章力が向上した未来は?

ふだん文章を書かない生活を続けていれば文章力は衰えてきます。
文章力が衰えると、
ただ文章を書くことが、困難になるだけではすみません。

書くことができなくなる同時に
表現力や語彙力など不足して、コミュニケーション能力が低下してしまいます。

つまり社会生活においても、いろいろな弊害が出てくるというわけです。

 

今、中年ニートということが話題になっています。
これは若い世代だけではなく、
コミュニケーション不足で、社会から隔絶してしまっているとことです。

 

大げさなことで、
ただ文章力を鍛えれば、そんな世界から抜けることは夢ではありません

また文章力をつけることは、そんなにむずかしいことではありません。

 

これはただ実行するか、しないかの問題です。
閉ざされた未来を、過ごさないためにまず作文から始めましょう。

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